dice play

インデックスファンド、米国ETFを中心に、日米の個別株にもちょこちょこ投資(サイコロ遊び)をしています。

投資信託

BDCに投資する方法(ARCCなど)

ARCC(エイリスキャピタル)などBDC(Business Development Company:事業開発会社)が高配当銘柄として一部の個人投資家に人気があったようです。しかし、日本の法令の関係から*1、2023年5月現在三大ネット証券では購入できません。現在は投資信託を通じて…

「EXE-i グローバル中小型株式ファンド」からSBI・Vシリーズへの乗り換えを検討する

「SBI・V・米国小型株式インデックス・ファンド」と「SBI・V・世界小型株式(除く米国)インデックス・ファンド」が2023年6月に新規設定されます。類似ファンドである「EXE-i グローバル中小型株式ファンド」からの乗り換えを検討してみます。

債権と債券のちがい

「債券」と名の付く投資信託はあっても、「債権」と名の付く投資信託はありません。「債権」と「債券」の違いを調べてみました。

債券価格に底打ちの兆し? 楽天全世界債券の第4期運用報告書を見る

楽天・全世界債券インデックス(為替ヘッジ)ファンド(愛称:楽天全世界債券)の第4期運用報告書が公開されましたので、当ファンドの状況を見ていきます。 www.rakuten-toushin.co.jp

Tracers MSCI オール・カントリー・インデックス(全世界株式)が登場予定。費用は0.16%程度か。

2023年4月26日(水)に日興アセットマネジメントが「Tracers MSCI オール・カントリー・インデックス(全世界株式)」を設定することが明らかになりました。 financial.jiji.com 早速「トレカン」というあだ名がつきましたので、以下そう呼びます。トレカン…

シン・NISA決定で、奇数月分配型投信が流行?

2023年3月28日に法改正案が成立し、2024年からのNISA制度(以下、シン・NISA)の大改訂が確定しました。 www.nikkei.com 非常に柔軟になり、素晴らしい改良です。制度の概要はこちら。 www.fsa.go.jp 毎月分配型投信はシン・NISAで買えないため、今後廃れて…

インデックスファンドの苛烈なコスト競争は資産規模に見合っているのか?

2023年3月24日、アセットマネジメントOneは「たわらノーロード」シリーズの一部で信託報酬率を値下げすると発表しました。それに対抗して、3月30日、三菱UFJ国際投信は「eMAXIS Slim」シリーズを値下げすると発表しました。 これは「安いニッポン」*1の表れ…

「Tracers グローバル2倍株(地球コンプリート)」の評価(2023年版)

「Tracers グローバル2倍株(地球コンプリート)」の第1期運用報告書が出たので、レビュー記事を更新します。 設定当初の記事(2022年2月投稿)はこちらです。 dice.hatenadiary.jp

高配当株指数投信はファクター投資の一種

最近、アメリカ株の高配当な銘柄に絞ったインデックスファンドが相次ぎ設定されています。今月(2023年1月)、「グローバルX S&P500配当貴族ETF」(2236)が東証に上場されました。昨日(1月27日)、eMAXIS新商品発表会と題して「eMAXIS S&P500クオリティ高…

「投信ブロガーが選ぶ! Fund of the Year 2022」は統計学的にどれだけ意味があるのか

「投信ブロガーが選ぶ! Fund of the Year 2022」(以下、FOY2022)が発表されました。FOYの意義は順位ではなくてファンド愛を感じる熱いコメントだと思います。

UBSゴールドファンド、わずか2年で繰上償還

「UBSゴールド・ファンド(為替ヘッジあり)」が、設定からわずか2年2か月で繰上償還になります。

投資対象が同じファンドをいくつも持つ意味

投資対象が同じファンドをいくつも持つ意味はあるのでしょうか。

人気が出そうなファンドを考えてみた

こんなファンドがあったら人気が出そうだと思いました。目論見書ふうに書いてみます。

投資信託は買うときにいくらで買えるのかわからないのはなぜか

「投資信託は買うときにいくらで買えるのかわからないのはなぜか」という議論を見かけました。私の理解力で説明するとこうなります。「株式などの価格は刻々変わるので、いくらで投資信託を買えるのかあらかじめ決めておくことができないから。」

Monex Activist Fund(まふ)の第二期運用報告書を読む

Monex Activist Fund(通称まふ)は、日本企業に投資し、対話を通して変革を後押しすることで、基準価額の上昇を目指す投資信託です。第二期運用報告書が公開されたので、読み解きます。

ゴールド・ファンドのまとめ2022

ゴールド(純金)に投資するファンドをまとめました。

主なファンドの売上高(2021年度)

主なファンドの2021年度の売上高を推計してみました。 アクティブファンド、非上場のインデックスファンド、ETF(上場投資信託)それぞれについて、2022年4月1日現在の純資産総額トップ5のファンドを対象としました。確定拠出年金専用ファンドは除きました…

総経費率が投資信託の交付目論見書に追加される見込み

現在、総経費率は運用報告書に記載されていますが、交付目論見書にも記載されるようになる見込みです。2024年からの適用を目指しているようです。記載場所は「税金」の後ろを予定しています。 投資信託協会が実施中のパブリックコメント(意見公募)で明らか…

投信の運用報告書の不思議ー総経費率ー

投資信託の運用報告書には「1万口当たりの費用明細」という表と「総経費率」という円グラフがあります。表と円グラフとで合計の数字が合わないことがあり、不思議に思ったことがあります。注を慎重に読んだところ、カラクリはこうでした。

「グローバル2倍株ファンド(地球コンプリート)」の評価

このファンドについて、2023年3月に再評価した記事があります。 dice.hatenadiary.jp日興アセットマネジメントの「グローバル2倍株ファンド(地球コンプリート)」は「地球2つ分」の投資を行うという触れ込みで、2021年12月に登場した投資信託です。 www.n…

インデックスファンドMLPの評価

VTI(バンガード全米株式ETF)はほぼすべてのアメリカ株に投資するETFですが、VTIですらMLP (Master Limited Partnership)は投資対象に含みません。このMLPを投資対象とするインデックスファンドがあります。日興アセットマネジメントの「インデックスファン…

「投信ブロガーが選ぶ! Fund of the Year 2021」は予想通りオルカンが受賞

「投信ブロガーが選ぶ! Fund of the Year 2021」が2021年1月22日にオンラインで開催されました。 http://www.fundoftheyear.jp/ 結果は下表の通り。 1位は予想通り「eMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー)」(以下、オルカン)でした。1~3位の…

全世界株式インデックスファンドのまとめ

本記事では日本を含む先進国と新興国の上場株式に時価総額に応じて投資するインデックスファンドを比較します。(3資産均等などは本記事では扱いません。) 「eMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー)」が私の好みです。

「投信ブロガーが選ぶ! Fund of the Year 2021」に投票しました

「投信ブロガーが選ぶ! Fund of the Year 2021」(以下、FOY)の投票が11月30日までできます。詳細はこちらから。 投信ブロガーが選ぶ! Fund of the Year 2021 今年、私はとある超高コストで日本株に特化したアクティブファンドに5点の持ち点すべてを投じ…

「優先株ETFファンド」の評価(PFF関連銘柄)

「優先株ETFファンド」は米国に上場している優先株ETF(PFF、PGX、PGF)に投資します。PFFはPGX、PGFと組入銘柄が重複しています。

J-REITを売却

FTSE(フッツィー)グローバル株式指数がJ-REIT(日本の不動産投資信託)の組み入れを完了したことから、J-REITインデックスファンドを売却しました。

原油先物ファンドのまとめ

本記事では原油先物への連動を目指すファンドをまとめます。 検討の結果、「UBS原油先物ファンド」か「NEXT FUNDS NOMURA 原油インデックス連動型上場投信」(1699)が比較的良さそうだと思いました。

なぜ株式時価総額の国別比率はGDPの国別比率と違うのか

新興国は株式市場が未熟ゆえに、株式時価総額に占める新興国の比率がGDPほど大きくないのだと考えています。

純資産額1兆円のインデックスファンドが生まれるとき

2022年中に純資産額1兆円のインデックスファンドが誕生するかもしれません。 2021年6月18日現在、ETFを除く投資信託で純資産が1兆円に達しているファンドは一つしかありません。それは「グローバルESGハイクオリティ成長株式(H無) 」(愛称:未来の世界(ES…

Monex Activist Fundの第一期運用報告書を読む

Monex Activist Fund(以下、MAF)の第一期運用報告書が公表されましたので、見てみます。