dice play

インデックスファンド、米国ETFを中心に、日米の個別株にもちょこちょこ投資(サイコロ遊び)をしています。

2024年末、オルカンの基準価額は1.9~2.5万円になる!?

明けましておめでとうございます。2024年もどうぞよろしくお願いいたします。 さて、オルカンこと「eMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー)」の2023年末の基準価額は20,899円でした。2024年末の基準価額は1.9~2.5万円(2023年末と比べて-7.7%~+20%…

一般NISA口座から払い出されるVTをシン・NISA口座へ移し替えるべきだろうか

私はSBI証券の一般NISA口座を持っており、一般NISA口座の半分以上を全世界株式ETFであるVT (Vanguard Total World Stock ETF)が占めています。 一般NISAからシン・NISA(2024年から始まる新制度)へのロールオーバーはできないことから、2024年初から順次VT…

短期米国国債ETF:CLIPとSHVの違い

2023年9月よりSBI証券で「グローバルX 米国T-Bill 1-3か月 ETF」(CLIP)が取引できるようになりました。CLIPはTreasury Bills(米国政府が発行する償還期限が1年以内の割引債*1)に投資するETFです。連動目標となる指数はSolactive 1-3 month US T-Bill In…

Monex Activist Fund(まふ)3周年

Monex Activist Fund(以下、「まふ」または「MAF」)が3周年を迎えました。

BDCに投資する方法(ARCCなど)

ARCC(エイリスキャピタル)などBDC(Business Development Company:事業開発会社)が高配当銘柄として一部の個人投資家に人気があったようです。しかし、日本の法令の関係から*1、2023年5月現在三大ネット証券では購入できません。現在は投資信託を通じて…

「EXE-i グローバル中小型株式ファンド」からSBI・Vシリーズへの乗り換えを検討する

「SBI・V・米国小型株式インデックス・ファンド」と「SBI・V・世界小型株式(除く米国)インデックス・ファンド」が2023年6月に新規設定されます。類似ファンドである「EXE-i グローバル中小型株式ファンド」からの乗り換えを検討してみます。

非米国株ETF(VEA, VEU, VXUS)のまとめ

Vanguardがアメリカ以外の地域の株式を対象とするETFを3種類(VEA, VEU, VXUS)出していますが、違いがわかりにくいので、まとめました。

債権と債券のちがい

「債券」と名の付く投資信託はあっても、「債権」と名の付く投資信託はありません。「債権」と「債券」の違いを調べてみました。

債券価格に底打ちの兆し? 楽天全世界債券の第4期運用報告書を見る

楽天・全世界債券インデックス(為替ヘッジ)ファンド(愛称:楽天全世界債券)の第4期運用報告書が公開されましたので、当ファンドの状況を見ていきます。 www.rakuten-toushin.co.jp

Tracers MSCI オール・カントリー・インデックス(全世界株式)が登場予定。費用は0.16%程度か。

2023年4月26日(水)に日興アセットマネジメントが「Tracers MSCI オール・カントリー・インデックス(全世界株式)」を設定することが明らかになりました。 financial.jiji.com 早速「トレカン」というあだ名がつきましたので、以下そう呼びます。トレカン…

シン・NISA決定で、奇数月分配型投信が流行?

2023年3月28日に法改正案が成立し、2024年からのNISA制度(以下、シン・NISA)の大改訂が確定しました。 www.nikkei.com 非常に柔軟になり、素晴らしい改良です。制度の概要はこちら。 www.fsa.go.jp 毎月分配型投信はシン・NISAで買えないため、今後廃れて…

インデックスファンドの苛烈なコスト競争は資産規模に見合っているのか?

2023年3月24日、アセットマネジメントOneは「たわらノーロード」シリーズの一部で信託報酬率を値下げすると発表しました。それに対抗して、3月30日、三菱UFJ国際投信は「eMAXIS Slim」シリーズを値下げすると発表しました。 これは「安いニッポン」*1の表れ…

ハイブリッド証券(債券と株式の中間的な存在)への投資方法

シリコンバレー銀行の取り付け騒ぎがクレディスイスに飛び火しました。かねてよりクレディスイスの経営はまずいのではと言われていました。シリコンバレー銀行の破綻の報を聞いて不安になったクレディスイスの顧客がこぞって預金を引き出し、経営が傾きまし…

世界株式の業種別の相関関係

資産配分を考えるとき、地域の配分をどうするかがよく個人投資家の間で議論されます。例えば、全世界株式と米国株式のどちらがいいかが論争になります。しかし、地域の配分よりも業種の配分のほうが重要なのではないかと疑問に思いました。というのも2021年…

「Tracers グローバル2倍株(地球コンプリート)」の評価(2023年版)

「Tracers グローバル2倍株(地球コンプリート)」の第1期運用報告書が出たので、レビュー記事を更新します。 設定当初の記事(2022年2月投稿)はこちらです。 dice.hatenadiary.jp

一時所得か雑所得か、それが問題だ

個人の所得は10種類に区分され、課税されます。*1 先日の記事では、いろいろな所得がどの区分にあたるのか例を挙げました。 dice.hatenadiary.jp この記事で挙げた所得について、一時所得か雑所得か判別しにくいものが多いように感じます。専門家の間でも判…

暗号資産の売却益や外貨預金の為替差益は譲渡所得とすべきと思う

個人の所得は10種類に区分して、課税されます*1。暗号資産の売却益や外貨預金の為替差益は雑所得にあたるというのが国税庁の見解です。しかし、その論拠には疑問を感じる点があり、譲渡所得とすべきと私は考えます。(そう確定申告することを奨めているわけ…

マイナポイントは課税対象

2023年2月(今月)中にマイナンバーカードの発行を申し込み、5月末までに買い物や手続きをすると、最大2万円分のマイナポイントをもらえるキャンペーンが実施されています。 mynumbercard.point.soumu.go.jp マイナポイントが所得税として課税対象なのか、そ…

マネックスが国内債券ファンドのクレカつみたてを停止

マネックスが国内債券ファンドのクレカつみたてを停止すると発表しました。 info.monex.co.jp

高配当株指数投信はファクター投資の一種

最近、アメリカ株の高配当な銘柄に絞ったインデックスファンドが相次ぎ設定されています。今月(2023年1月)、「グローバルX S&P500配当貴族ETF」(2236)が東証に上場されました。昨日(1月27日)、eMAXIS新商品発表会と題して「eMAXIS S&P500クオリティ高…

「投信ブロガーが選ぶ! Fund of the Year 2022」は統計学的にどれだけ意味があるのか

「投信ブロガーが選ぶ! Fund of the Year 2022」(以下、FOY2022)が発表されました。FOYの意義は順位ではなくてファンド愛を感じる熱いコメントだと思います。

UBSゴールドファンド、わずか2年で繰上償還

「UBSゴールド・ファンド(為替ヘッジあり)」が、設定からわずか2年2か月で繰上償還になります。

2022年の相場を振り返る

2022年に相場に起きたことをまとめます。これは誰かが言ったことの受け売りにすぎず、独自性はありません。数年後に思い出せるように書き留めておくものです。

新年のご挨拶

読者の皆様、新年明けましておめでとうございます。2023(令和5)年、うさぎ年の元旦を迎えました。 今回は当ブログの方針を書きたいと思います。

特定口座からNISA口座に移し替えないほうがいい場合

前回の記事では、特定口座で課税されても売却して、NISA口座で買い直したほうがお得という考え方を紹介しました。 dice.hatenadiary.jp この前提として、将来の株価は今より上がるという条件があります。 一般的に株式の期待リターンは5%程度と言われていま…

特定口座で含み益があっても、売却してNISA口座で買い直したほうがお得らしい

一般NISAとつみたてNISAが2024年に衣替えするそうです。 toyokeizai.net 2023年の国会で法案が成立すれば施行されます。Twitterではシン・NISA*1とか岸田NISAとか言われています。 さて、特定口座で持っている銘柄に含み益がある場合、それを売ってNISA口座…

債券ETFのまとめ(東証ETF)

東証に上場している債券ETFをまとめました。 米国ETFのまとめ記事もありますので、あわせてご覧ください。 dice.hatenadiary.jp 下図はそれぞれのETFの投資対象を示しています。(2023年4月1日更新。クリック・タップして拡大) 債券ETFのまとめ(東証上場)

オルカンETF(2559)が11月24日に乱高下

「MAXIS全世界株式(オール・カントリー)上場投信」(コード:2559。以下オルカンETF)が11月24日に乱高下しました。

bitFlyerで暗号資産を外部に送付してみた

暗号資産でTradingViewの料金を支払ってみた体験を記します。

bitFlyerの送付手数料

暗号資産の取引動機の多くは投機だと思います。しかし、今回の記事は、暗号資産を決済の手段として使うという奇特な(いや、まっとうな)用途で使おうとすると直面する手数料について取り上げます。