私は投資に回せる金額を以下の配分にすることを目標としています。
・全世界株式インデックスファンド:6割以上
・その他のリスク資産(闇鍋):3割以下
・買付余力:1割以下
これとは別に、生活防衛資金と日常生活費があります。
目次
全世界株式インデックスファンド
投資に回せるお金の少なくとも6割は世界の株式を時価総額に応じて保有するファンドに投じることを目指しています。例えば、こんなファンドです。
・Vanguard Total World Stock ETF (VT)
・eMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー) (通称オルカン)
効率的市場仮説が成り立つならば、全世界株式インデックスファンドへの投資が教科書的な答えになります。
基本をおさえておきたいと思い、全世界株式インデックスファンドを投資の主軸に据えています。
その他のリスク資産(闇鍋)
全世界株式インデックスファンド以外のリスク資産があてはまります。
ごちゃまぜで、闇鍋のようになっています。
欲望の塊ですので、ついつい闇鍋の額が膨らみがちなのですが、投資に回せる金額の3割を超えないように気をつけています。
闇鍋は大きく以下の三本立てになっています。
1.全世界株式インデックスファンドが対象としていない資産への投資
分散投資を極めるために債券や商品などのインデックスファンド・ETFを持っています。マニアックな投資対象はインデックスファンドがないので、アクティブファンドを持っています。暗号資産やインフラファンドのように投資信託になっていないものは個別銘柄を持っています。
2.情報収集のための個別株投資
とある業界の動向を把握しておくと仕事の参考になるかと思い、注目しているいくつかの業界それぞれにつき、大手の株を一つずつ保有しています。議決権行使書とともに送られてくる事業報告書を興味深く読んでいます。
3.趣味としての個別株やクセのあるETFへの投機
Direxion Daily S&P 500 Bull 3X Shares (SPXL)やセクターETF、気になる投信・個別株も少々持っています。
買付余力
投資を始めたころ、資産配分をどうすればいいのか今と比べて悩みが深かったです。株と債券の比率とか、国の比率とかに迷いがありました。
しかし、ある日、資産配分にばかり意識が向いていて、リスク資産をほとんど持たず、買付余力を大量に持て余していることに気付きました。
それからは買付余力も含めて資産配分を考えるようになりました。
積立買付の発注に失敗するおそれがあることから、買付余力を常に0にするのは現実的ではありません。
また、暴落時に買い増せるように、ある程度買付余力を残しておく必要があるとも考えました。
それで、投資に回せる金額の1割を買付余力の上限にしようと今のところは考えています。
買付余力がある程度あったため、コロナショックの暴落時には果敢に買い増しできました。コロナショックは怖かったですが、買いに動くことで精神的に参らずに済んだように思います。
配分比率
基本は6:3:1ですが、冒頭で「以上」「以下」と書いた通り、8:2:0でもOKという考え方をしています。
闇鍋(全体の3割)が全世界株式(6割)の半分になっているのは、闇鍋のボラティリティは全世界株式の少なくとも2倍はあるだろうと見込んでいるためです。
金額で重み付けしたボラティリティが均等になるようにという考え方をとっています。
もっとも、闇鍋の銘柄入れ替えは激しく、闇鍋ポートフォリオのボラティリティを測ることはできないので、ボラティリティはエイヤと決めました。
リバランス
目標配分からずれたときに、元の配分に戻す作業(リバランス)は、特に頻度を決めておらず、気が向いたときに行っています。闇鍋の部分が膨らんでしまったと感じた時に配分をよく修正しています。
目標配分は流動的
今後様々な情報に接することにより、資産配分の目標は以上書いてきた内容から変わると思います。また、目標を変えたとしても必ずしも記事で報告するとは限りません。
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