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インデックスファンド、米国ETFを中心に、日米の個別株にもちょこちょこ投資(サイコロ遊び)をしています。

セゾンポケットのポイントプログラムがパワーアップ

セゾンカード・UCカードで投資ができる「セゾンポケット」のポイントプログラムが2022年8月からパワーアップします。

www.saison-pocket.com

 

これまでは、カード決済額の0.1%相当の永久不滅ポイントがたまりました。
これからは、決済額に応じて最大0.5%相当になります。

 

セゾンポケットのライバルの一つはtsumiki証券だと思います。tsumiki証券では、当初は0.1%のポイント還元ですが、つみたてを1年継続するごとに0.1%ずつ加算されていき、5年目で0.5%の上限に達するしくみになっています。

www.tsumiki-sec.com

これに比べると、セゾンポケットは1年目から0.5%を狙えるので、ずいぶん攻めたと思います。

また、「セゾン・バンガード・グローバルバランスファンド」*1の場合、販売会社の信託報酬は年0.172%~0.176%(税抜)、「セゾン資産形成の達人ファンド」の場合、0.200%~0.204%です。

0.5%のポイント還元を販売会社の立場でみれば、3年近くファンドを持ってもらってようやく入る売り上げを先に還元することになります。
販売会社の熱の入れようが感じられます。

 

一つ注意すべきは、株つみたてで0.5%のポイント還元は事実上不可能という点です。

0.5%のポイント還元を受けるには、カード決済によるつみたて金額が6回合計でちょうど30万円である必要があります。カードつみたての上限である月5万円の決済が毎回必要になります。これは投信つみたてでは可能ですが、株つみたてでは不可能です。なぜなら、株つみたてでは設定額ぴったりに買えることがまれなためです。

例えば、つみたて額を5万円に設定し、買い付け時の株価が1600円だった場合、設定額を株価で割ると31.25株になりますが、小数点未満の株数は切り捨てて発注されるため、31株*1600円=49600円で買い付けされます。

よって、株つみたてでは0.4%還元が事実上の上限となります。(月の平均つみたて額が4万円以上5万円未満の場合です。)株つみたてでは買い付けに手数料が0.55%(税込)かかりますので、0.4%還元されるのであれば、実質的に0.15%の手数料で済むことになります。

セゾンポケットはまだサービス開始から3年経っていないのですが、だいぶ思い切った還元に踏み切ったと感じます。

新しいプログラムの下での初回発注日は8月8日、その注文の締め切りは7月28日です。

このQ&Aの「ポイント付与テーブル」も参考になります。

saison-pocket.smartplus-sec.com

 

 

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*1:2022年9月10日に「セゾン・グローバルバランスファンド」に改名予定。名前から「バンガード」が外れます。