マネックスが国内債券ファンドのクレカつみたてを停止
マネックスが国内債券ファンドのクレカつみたてを停止すると発表しました。
マネックスカードを投信の積立に利用すると、買い付け額の1.1%のポイント還元を受けられます。*1
毎月5万円まで積み立てできるので、最大550ポイントもらえます。
ポイントはdポイントなどに交換可能です。*2
国内債券ファンドは値動きが投資信託の中では穏やかなので、積立後に即売却してほぼノーリスクでポイントをいただく手口が横行した模様です。
国内債券ファンドのクレカつみたての停止措置は残念ですが、当然の帰結だったと思います。
クレカ投資を最初に始めたのはtsumiki証券ですが、当時このニュースにとても驚いたことを思い出しました。クレカ投資をクレジットカードの現金化に悪用する人が現れるのではないかと私は考えたからです。*3
クレジットカードの現金化は違法ではありませんが、カード会社の会員規約における禁止行為にあたります。強制的に退会させられ、二度とその会社でカードを発行できなくなるおそれがあります。
クレジットカードの現金化は違法?考えられるリスクについて
クレジットカードの現金化は違法?スマホで現金を振り込んでもらう方法も解説 - Credictionary
将来クレカ投資によるクレジットカードの現金化が横行するようになると、クレカで買った投信は1か月間売却不可といった規制がかかる可能性があります。
クレカ投資は証券口座への入金の手間を省けるうえにポイント還元も受けられる画期的なサービスであり、私は資産形成の手段として活用しています。ぜひ本来の使い方をしてもらいたいものです。
と、ここまで書いて、現在のクレカ投資のしくみは現金化の影響を最小化するよう工夫されているようにも思いました。分割払いができず、月5万円が上限*4という仕組みになっています。
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*2:ポイントを使う | マネックスポイント | マネックス証券
*3:投信を買った直後に売却し、証券会社から銀行に出金、ATMで現金を引き出し