「MAXIS全世界株式(オール・カントリー)上場投信」(以下、2559)はMSCI ACWI(日本を含む全世界株式指数)に連動を目指すETFで、東証に上場しています。
2559はマーケットメイカーが入っている*1ので、常に適正価格がついているはずです。成り行き注文であっても、とんでもない価格で注文が成立することはないはずです。
ただ、高値づかみをしたくない気持ちが働き、ついつい指値を入れたくなります。また、成行注文だと買付余力をかなり多く拘束されるので、余力の節約という意味でも指値注文をするのが私の好みです。
私は週末か平日の朝(寄り付き前)にこのように注文を入れています。
1. MAXIS ETFのウェブサイトで2559の基準価額を確認する。
2. MSCIのウェブサイトでACWIの前日比の騰落率を確認する。
3. 適正価格の推定値を以下の式で計算する。
(適正価格の推定値)=(2559の前営業日の基準価額)*{1+(ACWIの前日比の騰落率)}
2559の呼値が10円なので、買い注文の場合は10円単位で切り上げる。(売り注文の場合は切り捨てる。)
上記で求めた推定値で指値注文をする。ただし、約定しない可能性も想定して、不成(ザラ場で約定しなければ引け成りに変える注文)も設定しておく。
不成注文も入れておく理由は、この指値の入れ方が正しいとは限らないこと、米国市場が閉まってから東証が開くまでの間に株価に影響を与えるニュースが飛び込んできてもその影響は指値に考慮していないことによります。
単なる気休めに過ぎないのですがね。
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