dice play

インデックスファンド、米国ETFを中心に、日米の個別株にもちょこちょこ投資(サイコロ遊び)をしています。

投資の税金の計算における年末はいつ?

いよいよ今年も残すところ半月あまりとなりました。
個人投資家にとっては「損だし」が意識される時期です。

www.americakabu.com

 

今年の日本株の最終取引日は12月30日(水)ですが、この日に売った株について、特定口座で今年の損益とみなされるのでしょうか。

いいえ、受渡日が年内でないと税金の計算では今年の分とみなされません。こちらの記事にわかりやすい解説があります。

www.motleyfool.co.jp


記事のタイトルが「つみたてNISA」になっていますが、一般NISAでも特定口座でも当てはまることです。

以下では、SBI証券において受渡日が年内になる発注期限を記します。

国内株式

国内株式は28日(月)15時までに売った分の損益が今年の取引と扱われます。

投資信託

投資信託により受渡日や休場日が異なるため、個別に確認が必要です。特に欧米は25日がクリスマスで休場なので、注意が必要です。

「<購入・換金手数料なし>ニッセイ外国株式インデックスファンド」「eMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー)」なら23日(水)15時までに売却の注文をする必要があります。(受け渡しが発注の5営業日後)

eMAXIS Slim 米国株式(S&P500)」「eMAXIS Slim 先進国株式インデックス」「楽天・全米株式インデックス・ファンド」「SBI・バンガード・S&P500インデックス・ファンド」「楽天・全世界株式インデックス・ファンド」は24日(木)15時が発注の締め切り。(受け渡しが発注の4営業日後)

国内株式のファンドをいくつか見てみたところ、注文日と約定日が同じ日になっていましたが、受渡日が約定日の3営業日後だったり4営業日後だったりまちまちなので要注意です。受渡日が約定日の4営業日後になるファンドは24日(木)15時が発注の締め切りです。

米国株式

米国株式は現地時間で24日(木)の取引が税務上の年末です。
25日が休場日にあたります。休場日はこちらで確認できます。
PC版Top>外国株式・海外ETF>左コラムの「休場日カレンダー」

faq.sbisec.co.jp

米ドル建てMMF

SBI証券では、ニッコウ、ノムラ、ブラックロックゴールドマン・サックスの4社の米ドル建てMMFを取り扱っていますが、いずれも29日(火)14:30が締め切りです。
確認方法:
PC版Top>投信>右コラムの「外貨建MMF休場日カレンダー」

 

以上見てきたように、大納会の1週間くらい早く税務上の年末が来ます。

本稿を注意して書いたつもりですが、私の認識違いがあるかもしれません。年内に売却する予定がある場合は、上記の締め切りより1、2営業日早めに、すなわち21日の週の前半に発注しておくと無難だと思います。