dice play

インデックスファンド、米国ETFを中心に、日米の個別株にもちょこちょこ投資(サイコロ遊び)をしています。

みずほ銀行、通帳をデジタル化

8月21日にみずほ銀行が通帳をデジタル化すると発表しました。

www.mizuhobank.co.jp

ポイントは次の通りです。
・2021年1月18日以降に口座を新規開設した場合、紙の通帳を発行するのに税込み1,100円の手数料が発生。(たぶん紙の通帳を発行しないのがデフォルトになるのでしょう。)
・2021年1月17日以前に開設した口座や70歳以上など、手数料がかからない場合がある。
・毎年1月末時点で1年間以上通帳に記帳していない場合は、(2021年1月17日以前に開設した口座であっても)通帳を発行しない口座(正式には「みずほe-口座」。以下本稿では「無通帳口座」と表記)に自動的に切り替えとなる。
・無通帳口座への切り替えを自ら申し込むこともできる。
・無通帳口座になると、最大10年間分の取引明細をオンラインで確認できるようになる。(はっきり書いていませんが、通帳を使い続ける場合、インターネットバンキングでは従来通り直近3か月分しか見られないのだと思います。)

 

この発表を最初見たとき、すでに口座を持っている場合は2011年まで遡って明細が見られると勘違いしました。よく見ると「申込月の前々月より後のお取引明細を、みずほダイレクト上で最大10年間ご確認いただける」と書いてあります。これはつまり、口座をすでに持っている人が新制度を開始してすぐ(2021年1月)に無通帳口座に申し込んだとしても、2020年10月以前の明細は見られないということです。マネーフォワードに過去10年分のデータを読み込ませて、家計の管理をしやすくしようと思っていたので、早とちりしてしまいました。ちょっと残念です。

また、細かい点ですが銀行の発表には次のように書いてあります。
「みずほダイレクト上でご確認いただける残高は、最新の残高のみとなります。取引明細ごとの残高は表示されません。」
無通帳口座を申し込んだ場合、みずほダイレクトからみずほダイレクト通帳のページに飛ぶインターフェイスになると解釈しました。

他のメガバンクではすでに同様のサービスがあり、やっとみずほ銀行でも採用されることになりました。


私は無通帳口座が始まったらすぐに切り替えると思います。これまでみずほダイレクトやマネーフォワードで明細を確認しており、紙の通帳がなくても困らないからです。これまで3か月分しか見られなかった明細が最長10年になるのは魅力的に感じます。また、未記帳の明細が100件を超えると合算されてしまうので、これを避けるために、(紙の通帳をほとんど見ないのに!)わざわざ定期的に記帳していました。記録を残すための記帳を煩わしく感じていたので、この作業から解放されるのはありがたいことです。
他のメガバンクだと無通帳口座に切り替えると紙の通帳がすぐに使えなくなるようで、無通帳口座への切り替え前に紙の通帳の記帳を済ましておこうと思います。

 

最後にお断り。本稿には私の推測が含まれるので、疑義がありましたらみずほ銀行へのお問い合わせをお勧めします。