dice play

インデックスファンド、米国ETFを中心に、日米の個別株にもちょこちょこ投資(サイコロ遊び)をしています。

セゾンポケット 株つみたての注意点

セゾンポケットとは

クレディセゾン発行のクレジットカード会員向けの投資サービスで、主に投資未経験者をターゲットにしています。
セゾンポケットには5,000円からカード払いで株式をつみたてできる「株つみたて」というサービスがあります。
いくつか注意点があるので書き残しておきます。

注意点1:1万円未満だと手数料率が高くなる

手数料は取引金額の0.5%(税抜)で最低手数料が50円(税抜)です。
これは、取引金額が5,000円だと手数料は率にして1.0%になり、金額が増えるごとに徐々に手数料率が下がり、1万円以上になると0.5%で一定になることを意味します。

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セゾンポケット株つみたて手数料率

注意点2:設定したつみたて額ぴったり買えるわけではない

通常、実際の買付額はつみたて設定額より少なくなります。
小数点以下の株数がありえないため、小数点以下の株数が切り捨てられるためです。

例えば、つみたて額を5,000円に設定し、買付時の株価が1,161円だった場合、実際の買付額は次のように計算します。

株数=設定額/株価=5000/1161=4.3 → 端数を切り捨て、4株
買付額=株価*株数=1161*4=4644
この場合、手数料50円(率にして1.1%)と消費税5円が上乗せされ、カードの請求額は4,699円となります。

注意点3:手数料は銘柄ごとにかかる

例えば、6000円ずつ2社につみたて設定した場合、2社合計で1万円を超えるからと言って手数料率が0.5%になるわけではなく、最低手数料50円がそれぞれの銘柄にかかります。(よって、手数料率は0.5%より高くなります。)

注意点4:つみたて設定の締切日から発注日までの日数が長い

つみたて設定の締切日は毎月28日、発注日が翌月8日です。
最長11日、期間が空きます。カードの利用可能額の確認とかをしているのでしょうけど、率直に言って、締切日を発注日の4営業日前くらいに短縮してもらえるとありがたいです。

手数料を抑えるには

手数料が割高にならないようにするには、1銘柄につき1万円より多めにつみたて設定しておく必要があります。
例えば、株価が1,000円近辺で動く銘柄なら、つみたて額を12,000円に設定しておけば、実際の買付額が1万円を下回りにくくなるでしょう。
つみたて設定額と実際の買付額をぴったり合わせたいなら、投資信託を選んだ方がよいと思います。